1. TOP
  2. > 福島復興に向けて

福島復興に向けて

福島復興に向けて

東起業のグループ会社に、福島県双葉郡富岡町に本社を置く総和興業株式会社がある。技術支援という形で建築部の佐藤勝之課長をはじめとする東起業の社員5名が出向。業務を拡大していた2011年3月11日、あの未曾有の大震災が発生した。

3.11 出向先の福島で
3.11 出向先の福島で

 私は2010年3月から、現職を兼任したまま総和興業の工事長として出向。企業の社員寮の現場監督に就いていました。東日本大震災が発生したのは、この社員寮が竣工し、翌週から始まる物件の関係者へ挨拶周りをしているときでした。ラジオのニュースを聞きながら、「発電所は大丈夫だろうか」という思いで胸がいっぱいになりました。
 まんじりともせず迎えた12日の朝。住民の避難が始まる中、私たちも本社から「東京へ戻れ」という指示を受けました。津波を警戒しつつ海岸線に沿う6号線を迂回しながら南下、帰社したのは半日後の13日の夜中でした。
 しかし、体を休めている時間はありません。この緊急事態に際し、私を含む5名が福島へ行くことが決まりました。社長から「何でもやれ!」との叱咤激励を受け、15日夜、再び広野町にあるJビレッジを目指しました。

我々にしかできないこと
我々にしかできないこと

 Jビレッジに詰めていると、さまざまな依頼が入りました。大手企業には大手企業にしかできないことがあるように、我々には我々にしかできないことがいくらでもありました。車両を提供し、現地に資材を運んだり、ごみを片付けたり…。東起業では全社員が1週間交代でこの任務に就きました。
 地震から約1ヵ月後、それまでパンかレトルト食品しか口にできなかった現地で作業する皆さんに、初めてお弁当が提供されました。それを運んだのも私たちです。どれほど喜んでいただけたか。お弁当の箱には、いわき市のお弁当屋さんからの応援メッセージが手書きされていました。そんな思いを届けるお手伝いができたことを嬉しく思っています。

地元企業の皆さんに支えられて
地元企業の皆さんに支えられて

 震災後、総和興業では本社機能をいわき事務所に移しました。2012年10月、東起業は同じ場所に福島支店を設立。まさに二人三脚で、除染作業や産廃処理など新たな事業にも取り組んでいます。
 福島再生に伴う建設ラッシュが続く中、現地は慢性的な人手不足が続いています。「東起業の仕事なら協力するよ」と言ってくださる地元企業の皆さんに支えられる日々。震災前と同じ、仕事を超えた人と人の付き合いが現在も続いています。
 私たちの願いはただひとつ、福島復興。その日のために、私たち東起業は全力を注ぎます。

PAGE TOP